やっぱり気持ちは不安なままです。
彼からは連絡ナシ。今日はゼミ関係の
発表なので飲んでるんだろうけど。
最近は電話でも素っ気なくてどうしていいか
わからない。


さて馴れ初めの続き。

ICQができるようになり、チャットの
人々と直接話ができるようになった。
中でも1番喋ったのが彼。
内容は本当にたわいもない話だったり
冗談の言い合いだったり。中身があるような
ないようなそんなことばかりだった。
その中にはいろいろ恋バナもありましたが。

ほとんど毎日のように話をしていた。話が
できないと物足りないような寂しいような
そんなふうにさえ思えた。

そのうち今度は彼と2人で会う機会が出来る。
彼にあるラジオ番組の録音を頼まれ、それを
渡すためだ。当時、彼は新聞配達の住み込みで
新宿に住んでいたが、新宿は電波妨害が
激しいらしくラジオが聞けないんだとか。
いろんなチャット仲間に呼びかけたところ
録音できる状態にいたのが私だけだった。

はっきり言って私は会うのを躊躇しまくり。
だってただでさせ本物(笑)には苦手だなと
感じていたのに2人で会うなんて無理でしょ、
と思っていたから。でも郵便で送るって言っても
嫌がるし、結局は会うことになった。

新宿駅で待ち合わせ、それからお昼を食べようと
お店に入る。なんでもないふりして実は
メチャメチャ緊張・・・。

お店ではいろんなことを話す。これまでの
人生とか(笑)、今の学校のこととか。
初めて彼の本名を聞いて驚く。だって絶対に
いなさそうな名前なんだもん。最初はまた
冗談を言ってるんだと思ったけれど、社員証を
見せてもらってやっと納得。

ランチのメニューはカレー。しかし、これを
食べたことがたぶん原因でとんでもないことが
起こってしまう。

私が倒れて動けなくなってしまったのです。
「バッターン!」と倒れたわけじゃなく
徐々に体が動かなくなってしまったんだけど。
思えば彼に会う日の前4日間ほど外出せず
冷房の効いた部屋に閉じこもっていたのが
突然暑いところに出て、しかもカレーなんていう
刺激物を食べたのがいけなかったんじゃないかと。

レストランの隣には雑貨店のようなところが
併設されていて、そこの休憩コーナーの
ようなところで休ませてもらう。風邪かと
思って薬を飲んでもまったく効かない。
彼は薬屋に走ってくれて栄養ドリンクを
買ってきてくれた。

彼は、車で20分ぐらい行ったところに
知り合いがいるからタクシーでそこまで行こうと
言ってくれたが、車なんか絶対に乗れそうもない
状況のため拒否。でも彼にも夕刊の配達時刻が
迫っていたためなんとかしなくちゃいけない。

1時間ぐらい休んだあと、近くの病院で
診察してもらうことにした。
結果はたぶん疲労と軽い風邪でしょうとのこと。
病院で診てもらったら安心したのか、ちゃんと
歩けるぐらいに回復。彼に心配されつつ
1人で電車で帰った。

家に着くと彼に無事に帰れましたコールをする。
彼はすっごく心配だったらしく安心してくれた。
私は実際に会って3回目にとんでもない
迷惑をかけたことを謝って電話を切った。

私の中で、彼に対する苦手意識は消えていた。
薬を買いに行ってくれたり、本当はすごく
困っただろうに文句も言わず側にいてくれたり。
まぁ病人に対して冷たくはできないだろうけど
彼は思ってた以上に真面目で温かい人なんだ
ってことがすごく感じられた。

この日、2人で会ったことがきっかけになった。

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